Coffee Break
どんくんのペコペコBlog Vol.5
“春にむけて”
僕らの生きる現代では、
スーパーマーケットにどの季節でも
ほとんどすべてのお野菜が並んでいます。
そこに違和感を覚える人は
おそらく少ないのではないかなと思います。
日本が北と南で分かれていて、
同じ時期でも寒い地域と
暖かい地域があることと流通の発達により、
僕らは、その恩恵を受けています。
冬にキュウリやトマトが食べたいと思えば、
だいたい販売されていますが
地元のお野菜を売るこのお仕事を始めてから、
キュウリやトマトは春〜夏しかないことを知りました。
(施設栽培をしている方もいるので冬にトマトを出荷してくださる農家さんもいらっしゃいますが)
「旬」や「端境期(はざかいき)」というものを
改めて考えるきっかけになったのは言うまでもなく。
※端境期(はざかいき)
端境期とは、
野菜の収穫がしにくい時期のことで、
僕らが住むここ国立や国分寺にも
年に2回おとずれます。
冬の野菜がほぼ終わり、
春の野菜が始まるまでの期間(2〜4月)と、
夏の野菜がほぼ終わり、
秋冬野菜が始まるまでの期間(8〜10月上旬)
までがそれにあたります。
さて、そんな端境期の国立&国分寺。
農家さんはどんなことをしているのか
取材に行ってきました。
キャベツの苗
ハウスの中ですくすくと育っていました。
ブロッコリーの双葉。
ぱっと見ただけでは
自分にはさっぱり違いがわかりませんでした。
この時期は、春夏野菜の苗床づくりや、
果樹農家さんは剪定作業に追われているよう。
ハウスの中は、外の陽気よりもあたたかく、
その中ですくすく育つお野菜たちは
とても愛おしく、たくましくも見えて、
不思議とパワーをもらえました。
このお野菜たちが「旬」を迎えるころ、
外もこのハウスの中のような
気温になっているかと思うと、待ち遠しい!
みなさんも、いま住んでいる街の
「旬な野菜」を探してみるのはいかがですか?
さとうひろき(どんくん)
3.24うまれ
自分という媒体を通って濾過された直感を信じ、
ココロ躍る何かを求めてアンテナを張る日々。
音楽、コーヒー、食、器、帽子、古いもの好き。
手ぬぐい、レターセット、古い切手を気ままに収集中。
夏でも冬でもビール党!
日本酒 勉強&鍛錬中。
[職場]
くにたち野菜しゅんかしゅんか
http://www.emalico.com/shunka/
[くにたち野菜の全てがわかるポータルサイト]
くにたちあぐりッポ
http://kunitachi-agri.jp/
※topの写真/撮影&デザイン:國立圖案室
0 comments