「MASAKO's Brooklyn Life」Vol.2   "Mixed Food, Mixed Culture" | cafemagazine

MASAKO’s Brooklyn Life

「MASAKO’s Brooklyn Life」Vol.2   “Mixed Food, Mixed Culture”

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M.BrooklynmainNYの町を歩いていると、色々な言語が耳に飛び込んできます。特に私の住むブルックリンのウィリアムズバーグでは、英語と半々くらいの割合でスペイン語、フランス語、ポーランド語、ヘブライ語などが飛び交っています。日本語もその一つです。私が働くカフェのお客さんも多種多様な人種の人達です。でも、その多種多様なお客さんの中に共通する面白い事がいくつかあります。今日はそれをお話ししたいと思います。photo(2)“Luke Skywalker とブルックリンブリッジ”

私の働くカフェSuperCoreでは、日本の家庭料理をメインにこちらのお客さんに受け入れられやすいようアレンジしてご提供しています。鶏肉を醤油ベースのだしで煮込んだBeni-toriや、サーモンを味噌ベースのだしでショウガと一緒に煮たMiso-ni、そしておなじみのChikuzen-ni、Yakisobaなどなどです。サイドオーダーではSesame Spinach(ほうれん草のごま和え)やWarm/Cold Tofu(湯豆腐/冷や奴)、Hijiki、Wakame(わかめ酢)等沢山のものがあります。

メインディッシュに関しては白ご飯または玄米と一緒にサーブしているのですが、ほとんど95%以上のお客さんがご飯とおかずをぐちゃぐちゃに混ぜて食べます。本当にぐちゃぐちゃに混ぜます。もはやリゾットです。カレーでさえも混ぜない派の私に取ってはもう本当に「ひえぇぇーーー!!!」って感じで、最初は凄い違和感で引いていましたが、さすがにもう慣れましたw

カレーといえば、SuperCoreにもVegitable CurryとBeef Curryがあるのですが、7割のお客さんが箸で食べます。スプーンを出しているのにです。むしろスプーンしか出していないのに、「箸をくれ」と要求してきます。「俺は箸を使うのがうまいぜ!」ってことを見せつけたいのでしょうか?それとも「日本食は箸で!」と思っているのでしょうか。。。日本でカレーを箸で食べる人なんかいませんよね?この2つに関しては結構もやもやした気持ちでいつも見ています。

でもこれは日本食に限ったことではなく、こちらでは何でも混ぜて食べるという、ある意味文化と言っても良いかもしれない傾向があります。日本の食文化って小皿で沢山の違った種類のおかずを食べますよね。アメリカは自分のお皿にメインと数種類のサイドディッシュを取り分けて食べる、いわゆるワンプレートディッシュが主流です。そして、その取り分けたサイドディッシュ、例えばステーキの付け合わせにマッシュポテトとコーンとビーンズがあるとして、その付け合わせのマッシュポテトとコーンを混ぜて食べたりします。こちらに来た当初は、凄くお行儀が悪いことのように見えて結構引いていましたが、今ではこれはこういう文化なんだと自分に言い聞かせています。正直、板前を父に持ち料理屋で育った日本人の私に取っては、今でも結構気持ち悪いんですけど。。。photo“筑前煮を食べるフランス人常連客 シャーロット”

あと、良く質問されるのは、こんにゃくと鰹節に関してです。こんにゃくは筑前煮に入っているのですが、残す人が半数です。正体の分からないグレーのぐにゃぐにゃしたものが凄く不思議なんでしょうね。原材料と製法をていに説明し、やっとトライしてもらえる感じです。鰹節に関しては、私の友達のチャールズがものすごい勢いで怒っていました。「なんだあの気持ちの悪い生きている茶色い紙みたいな物は!」って。。。生きてません。。。今まで何人のお客さんに「鰹節の下の焼きそばの熱気で動いてるんですよ」と説明し、それでも困惑された事か。。。
それから、筑前煮をちゃんと発音出来る人はほぼ皆無です。皆さん「チキン。。ゼンニ。。。」とぼかして言っていますw たこ焼きは勿論オクトパスボールです。ひじきは半数くらいのお客さんがハイジキと言います。英語ではHiをハイと発音することが多いからですね。そして、ベジタリアンのお客さんでなくても、平気でアボカドとわさびマヨ醤油でご飯を食べます。これも混ぜて。これってもはやアボカド丼ですよね。。。

NY在住7年目ですが、未だに「ギョッ!」とすることは絶えません。でも、「気持ち悪い」じゃなくて「興味深い」という風に見方を変えて、色々なことを観察し続けていきたいなと思う今日この頃です。これから夏になり、NYが一番活気づく季節に突入します。NYの人達は本当に夏が大好き!これから沢山の野外イベントが行われ、各レストランやカフェも通りに椅子とテーブルを置いて、街が元気に生き生きとしてきます。次回のブログではそんな街の様子をお伝えしようかなと検討中です!
それでは皆さん御機嫌よう! -Masako-photo (1)“バリスタ Riyu”
 

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