バリスタ濱田慶の「空飛ぶラテアートblog」 Vol.2 (時は流れてミルクは止まる) | cafemagazine

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バリスタ濱田慶の「空飛ぶラテアートblog」 Vol.2 “時は流れてミルクは止まる”

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バリスタ2

最近、液面が怖いんです。

ラテアートをする際、まずエスプレッソの入ったカップにミルクを注いで液面を上げるんですが、液面が上がるにつれ、自分が少しづつ液面の下に沈んでいく感覚に襲われるんです。
液面が上がりきり、ラテアートを描くタインミングになった時には、僕は頭の上までカップの底に沈んでいて、息苦しくて助けを求め叫び出しそうになるんです。

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一年前は違いました。お風呂で水の入ったピッチャーを振ってるだけで楽しくて笑いが止まりませんでした。

今は右腕に肩書きとプレッシャーがぶら下がっているのがはっきり目視できます。2kg程でしょうか。いくら振り払ってもまとわりついています。

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そんな現在、ついに恐れていたあの時期がやって来たのです。

そう、ブレンズコーヒーラテアート選手権のエントリーがはじまってしまったのです。

今回は先着順に出場権が得られるということで僕の働いているシアターコーヒーの輩は我れ先にとエントリーメールを送信していました。

僕はなんとか逃げる方法を考えました。調整が間に合わないとか、フェイスブックやってないからエントリー始まってるの気がつかなったとか、背骨が折れてるかもとか、打てる手はすべて打ちました。
しかし、Y氏を中心とする腹を空かせたゴシップ狼集団(シアターコーヒーの濱田以外の店員)から逃げることなど不可能でした。

ある朝、僕が出勤して店の冷蔵庫を開けた時、息をのみました。
僕達は練習用に自腹で牛乳を買って冷蔵庫に保管しています。その僕の牛乳が変わり果てた姿で発見されたのです。

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身の危険を感じました。

これを見てすぐに逃げることを諦め、ブレンズコーヒーにエントリーメールを送りました。メールを打つ手は震えてました。

もし僕が大会でいい結果をだせたら、呼吸も楽になり右腕も軽くなるかもしれません。

しかし逆だったら、敗退後一ヶ月はY氏を中心とするゴシップ狼集団のいいエサになり、変わり果てた姿で発見されるかもしれません。

それでは5月25日にブレンズで。

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