こだわりコーヒー(Uncompromising quality coffee)
ink. by CANVAS TOKYO
広尾にあるオープンコンセプトストア「CANVAS TOKYO」。
そのCANVASから、さらなる様々なモノやコトがクロスオーバーする拠点として ink. by CANVAS TOKYO(インク バイ キャンバストウキョウ)が、2017年11月18日に渋谷区代官山にOPEN。
店名の「ink(インク)」とは、キャンバスというベースに単に色を付けるという事ではなく、携わる人々との間に生まれる新たな価値だったりという目に見えないものを、様々な形で “目に見える化” していくという想いが込められている。
お店は広尾店と同じ白で統一されており、店名などの目立った表記がなく一見何のお店がわからないほどで、まさにまっさらな”CANVAS”といった印象。
そんな真っ白な店内でひときわ目を引くのはカラフルで見た目も華やかな “INK LATTE”。カラフルなので一見ケミカルっぽいイメージを持ってしまうが、創業222年の京都の抹茶農家「孫右エ門」の抹茶を使用した”抹茶ラテ”や、ビーツを使った”レッドベルベットラテ”、紫芋を使った「紫芋ラテ」など、カラダにいいものをと国産の天然素材を使用している。
ちなみに通常のラテはオーストラリアやニュージーランドでは定番のフラットホワイトを提供し、スレイヤースチームというエスプレッソマシンは都内ではまだここだけだとか。
フードメニューでは、豚の腕肉や肩肉の塊を低温でゆっくり8時間以上かけて調理しほぐしたものががっつり入った、南部スタイルBBQの代表的なメニュー”プルドポーク”や、最高級バターを使用したクロワッサンを、ホットプレートでペタンコに焼き上げるというユニークなグリルドクロワッサンは、ミルク風味のチーズに中東系のスパイスが効いた、食感も楽しい、コーヒーとの相性抜群の一品。
また、什器やインテリアなどはお店オリジナルのモノが多く、展示やコラボレーションなどの際にはイスやテーブルが可動式になっているので、簡単にかつ自由にレイアウトを変更する事ができ、折り畳みのコンテナBOXを利用したテーブルは、組立てればハイテーブルにもなるという優れもの。
抹茶を提供する陶器をはじめ、日常でも着やすいワークウエアのコートやエプロンなど、作家やデザイナーなどと一緒に製作に取り組んだ作品が並び、通常は廃棄にお金の掛かる冷蔵庫を
再利用したいという想いから生まれた”冷蔵庫スピーカー”や、木の職人さんと一緒に開発したという「Taguchi craftec」のオリジナルスピーカーは、実際に店内のBGMを演出しており、基本的にはこれらの店内にある作品を誰でも購入できるように様々なプロダクトを予定している。
企業やクリエイター、アーティストから職人など、様々なヒトやコトとのコラボレーションを通じてまっさらなキャンバスを彩り、最小の場所で最大の価値が生まれるような「MINIMAL GATHERING」を創造する、今後も目が離せないカルチャーカフェのひとつです。
ink. by CANVAS TOKYO
Address: 東京都渋谷区代官山町11-12 日進ヒルズ代官山1F
TEL: 03‐6432‐5701
HP: http://www.canvas-tokyo.com
Regular holiday:不定休
Time: 10:00~19:30 (L.O.19:00)
※店舗情報は取材時の情報になります。
最新の詳細に関しては店舗に直接お問い合わせください。
Interview,Writing & Photography : Takashi Inoda
☆広尾にある1号店の取材記事はこちら
→「CANVAS TOKYO」。
☆近郊エリアのCafe➡
0 comments