「MASAKO's Brooklyn Life」Vol.8 “Welcome to my room” | cafemagazine

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「MASAKO’s Brooklyn Life」Vol.8 “Welcome to my room”

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Masako Brooklynmain
皆さんこんにちは。
NYのまさこです。

日本は猛暑だったようですが、
NYはこの夏物足りないほどメローな天候でした。

去年に比べて1/3ほどしか真夏日がなく、
過ごしやすいのは良かったのですが、
9月に入ってもう夏も終わりかと思うと、
今年は特に寂しい気がします。

この夏は個人的に劇的な変化があり、
同棲を解消し晴れて(?)独り身となった私は(笑)
部屋の模様替えを思い立ち、
ちょこちょこ部屋をいじってみました。

そこで今回はNYのアパートとDIYインテリアに関して
お話ししようと思います。
MASAKO

日本のアパートは何かと制約が多く、
壁の色を勝手に変えたり、
私のように自分で部屋を改造する事はおろか、
壁に穴をあける事すらも憚られますよね?

その点NYのアパートは、全部が全部ではありませんが、
かなり自由に使う事が出来ます。
手先が器用な人やインテリアが好きな人に取っては、
クリエイティビティを掻き立てられるのではないでしょうか?

私が住んでいるアパートのオーナーはジャズマンで、
アパートはビル全体で4室しかなく、
1階には週末だけ営業しているジャズクラブがあります。

オーナーはぶっ飛んでいるので、
良くも悪くもオーナーの役割を
全くと言っていいほど果たしていません。
それを逆手に取ってという訳ではありませんが、
5年ほど前にここに入居してから
かなり部屋を改造させてもらいました。

まず一番大きな改造はロフトとクローゼットを
自分で作った事でしょう。

私のアパートはスタジオ
(英語ではワンルームの事をスタジオと言います)なので、
ベッドルームを分ける事が出来ません。
でも幸い天井が高かったので、
バスルームの上のデッドスペースに自分で床を張って、
そのロフト部分をベッドルームとして使っています。
MASAKO
本棚をしきりにして、その奥は物置にしました。
小さいようですが、それが逆に落ち着いて、
とっても気に入っています。
それにクイーンサイズのマットレスを置いても
十分余裕があり、寝るだけだったら全然問題ないんですよ。
MASAKO
私は仕事柄洋服の量が多いので、
クローゼットはとても大事です。
この大きさのクローゼットとベッド奥の物置に
オフシーズン物を収納してギリ納まっています。
MASAKO
靴は廊下の壁面に縦に収納するタイプのIKEAの靴箱を設置し
これまたギリ、もしくはちょっと足りないくらい。。。
バッグもご覧の通りクローゼットと
廊下両方使ってなんとか納めています。

でもそのおかげで部屋を広く使う事が出来、
毎日の日本語のレッスンの教室としては勿論、
友達を招待してのホームパーティーも10人程度なら余裕です。
MASAKO
キッチンもIKEAのカウンターテーブルを使って
アイランドキッチン的なレイアウトにして、
友達とおしゃべりしながら料理が出来るようになっています。
MASAKO
ダイニングテーブルは使用する人数に合わせて
大きくする事が出来るタイプ。
雑然とした物の収納には、
アンティークのワイン箱を使っています。
MASAKO
ワークデスクは、別々に買った天板と
キャビネットを組み合わせたものです。
目隠しのカーテンはもちろん全部手作り。
季節や気分に合わせて変えられるのも楽しいですよ。

長くなってしまうので
全てをお見せする事が出来ないのが残念ですが、
私のように週の半分以上は家で仕事をする人間に取って、
このようにアパートをカスタマイズできるのは
とても嬉しい事です。

ここまでの改造は日本では難しいかもしれませんが、
皆さんも許される範囲でお部屋をカスタマイズしてみるのは
いかがでしょうか?

またNYにお越しの際は、エアB&B等を利用して、
ホテルではなく提供者のアパートに滞在し、
”ニューヨークに住んでる気分”
を味わってみてはどうでしょうか?

 

まさこ