カフェ fururi | cafemagazine

こだわりコーヒー(Uncompromising quality coffee)

fururi

By  | 

2017年12月10日、東急東横線 祐天寺駅から徒歩3分の住宅地にオープンした、コーヒーカクテルも楽しめるカフェバー「fururi(フルリ)」。

女性オーナーの太田さんは、元々CMなどの広告の制作会社に勤めていた方で、オーストラリアに旅に出た時によく通っていたカフェのスタッフと仲良くなったり、実際に太田さんもカフェで
アルバイトをしていた事などもあり、コーヒーを通しての人との繋がりに魅力を感じ、帰国後、体力のあるうちにやりたい事をやっておこうとカフェをやる事を決意。

店名のfururiとは造語で、フランス語で”花咲く”という意味のFleuriと、”ふわり”という言葉のイメージや、響き、語呂も良かった事から命名。

消費社会化されていく中で、出来るだけ循環可能なお店を作りたいと、テーブルやイスなどは廃材を使ったもので揃え、店内で出る廃棄物はコンポストで堆肥として再利用したり、カップや紙ナプキンなども生態系に配慮した製品だったりと、自分たちを取り巻く環境と共存しながら、”出来る事は少しでも自分たちでやっていければ”という姿勢が随所に見られる。

エントランスを中心に多くの植栽で緑に包まれた店内は、全面ガラスの壁面から入るたっぷりの自然光と、レコードでのBGMとで心地よい空間を演出しており、割れた陶器などで装飾された壁面も遊び心があって面白い。この壁は、鎌倉の作家さんから作品として出せない陶器のお皿やカップを譲り受け、オーナーさん自ら加工し貼ったもの。

コーヒーは、押上の「UNLIMITED COFFEE」さんでローストした豆を使用しており、スペシャリティコーヒーはもちろん日本ではまだ馴染みのないコーヒーカクテルや、渋谷「幻幻庵」さんなどでおなじみの”EN TEA”なども楽しめる。

また、コーヒーが飲めないお子様向けに、フォームしたミルクとココアパウダーで作るカプチーノに似せた「ベビチーノ」なるものがあったりと、家族で来ても楽しめるような配慮がうかがえる。

現代の「なんにつけても”真面目過ぎる風潮”に、もうちょっと力を抜いても良いのでは?」と日々感じており、家でも職場でもない”心地よい距離感のくつろげる場所”、そんな「近くにあったら寄りたいな」と思ってもらえるようなお店になれればと語るオーナーの太田さん。

お昼はカフェとして、夜はちょっぴり大人な雰囲気のバーとしても楽しめる、オーナーのおおらかな人柄も魅力の癒し系カフェバーの誕生です。

fururi

Address: 東京都目黒区祐天寺 2-10-3
TEL: 03-6303-1866
HP: http://fururi.tokyo
Instagram: @fururi_cafe
FB: https://www.facebook.com/fururitokyo
Regular holiday:不定休
Time: 11:30〜20:30

※店舗情報は取材時の情報になります。
最新の詳細に関しては店舗に直接お問い合わせください。

2019.10.27 一旦閉店。
今後に関してはInstagramにてとの事。
Instagram: @fururi_cafe

fururifururifururifururifururifururifururifururifururifururifururifururiInterview,Writing & Photography : Takashi Inoda

☆近郊エリアのCafe➡