カフェ ARiSE Coffee Entangle | cafemagazine

こだわりコーヒー(Uncompromising quality coffee)

ARiSE COFFEE ENTANGLE

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清澄白河駅から徒歩10分程の場所にある、スペシャリティコーヒーを気軽に楽しめるカフェ「ARiSE COFFEE ENTANGLE(アライズコーヒーエンタングル)」。

オーナーの林さんは、焙煎士として10年以上経験を積んだのち、沖縄本島のコーヒー屋さんを巡る中で感じた、色々な人が気兼ねなく集う和みの空間に影響を受け、同じような空気が流れる下町の清澄白河に「ARiSE COFFEE ROASTERS」を2013年の9月にOPEN。

ロースターはあくまでも焙煎所なので、カフェのような広いスペースはないにも関わらず、オーナーのコーヒーにとどまらない様々な事に関してとことん追求する豊富な知識と、飾らないオープンな人柄もあってか、店内は常に人で賑わっており週末などはお店に入りきれない状態に。

もっとゆっくり出来るスペースが欲しいと思っていたところに、ヨーガンレールの本社の並びで、清澄公園、深川図書館に囲まれた元々は看板屋の工場だったというとてもよい場所が貸し出されているのを発見し、今度はカフェとして機能する店舗としてこの「ARiSE COFFEE ENTANGLE」を2014年の10月にOPENさせた。

店名の“エンタングル”とは、量子物理学で、“絡まる”という意味で、道の駅のような地元の人のハブになるべく様々な人との交流の場を指しているが、同時に“もつれる”という意味もあり、良い事もあれば悪い事も起こるのは当然でそれを含めて自然に受け入れて行くという林さんの素直な気持ちが込められている。

メニューはロースターと同じく、クオリティーはハイエンドにも関わらず価格は低めに設定されており、一杯一杯丁寧に淹れてくれるスペシャリティコーヒーをはじめ、ブラジルプヂン研究家の中津さんが作るコーヒーとの相性が良いこだわりのプリンや、コトリパンのバケットを使った自家製サンドも人気。

店内はすっきりとした爽やかな空間で、共同オーナーがインテリア関係という事もあり内装がちょくちょく変わるというからおもしろい。

現代美術館や深川図書館はじめ、アトリエやギャラリーも多くクリエイターや作家さんが多く住んでいるこのエリア。

世界の有名コーヒーショップも注目し出店が相次いでおり、今まさに“コーヒーの街”に変貌しつつある清澄白河で、「品質にはどこにも負けない自負がある」と語ってくれた林さん。

地元の人はもとより、コーヒー業界関係者にも長く愛されるであろうコミュニティーカフェのひとつ。

 

 

 

2020.8.31閉店
9月より松本店長さんが新店舗としてOPEN予定 

ARiSE COFFEE ENTANGLE

Adrres:東京都江東区清澄3-1-3
TEL:03-5875-8834
Hp:http://arisecoffee.jp/
Regular holiday:月曜日
Time:9:30-18:00

※店舗情報は取材時の情報になります。
最新の詳細に関しては店舗に直接お問い合わせください。

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Interview,Writing & Photography : Takashi Inoda

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