どんくんのペコペコBlog Vol.10 “千葉の生姜王に逢いに の巻” | cafemagazine

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どんくんのペコペコBlog Vol.10
“千葉の生姜王に逢いに の巻”

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最後に更新したのは今年の2月で、
だいぶご無沙汰してしまったBLOG。
みなさま、いかがおすごしですか?

寒さが強まり、師走がすぐそこ。
さて、このBLOGを疎かにしていた間、
わたくしはというと、
4月から東京は立川市柴崎町にある
「地元農家のとれたて野菜のーかる」の店長に
任命していただき、
立川の農家さんの旬やさいの販売と
店舗の運営に携わりはじめました。

この店舗も、 いままでいた系列の店舗同様に、
自分たちで朝と昼の1日2回、
農家さんのところへ直接集荷しているので
季節を感じる野菜はみんな鮮度バツグン!
最初はわからないことだらけで、
発注量をミスったり、
農家さんの家を間違えて
全然関係ない人のお宅に入ってしまったり・・・と、
やらかしまくりだったのですが、
周りにいてくれるスタッフたちが
めちゃくちゃ助けてくれて、
なんとか転ばずに歩んでこられました。
(のーかるのみんな、ありがとう!)

僕らの店舗は、
毎月、お取引していただいている農家さんや、
加工品の業者さんのところへ行って、
直接お話を聞いたり、
見学をする機会を設けているのが特徴。
僕は勝手に「大人の社会科見学」と称し、
毎月どこに行こうか考えるのも楽しんでいます。

スタッフにこうしたきっかけを作ることは、
自分たちで販売している商品の背景を知ることで、
よりもっと愛着をもって伝えることができると思うのと、
いつもと違った経験をすることで刺激になり、
モチベーションを保ったり高めたりしてもらえたら
いいなと思って行っている恒例の企画。

最近では、
東京唯一の醤油蔵「近藤醸造」さんや、
新潟で農薬・化学肥料を使わずに
お米を育てている「ふなくぼ農園」へ稲刈りに行ったり、
りんごを納品いただいている長野 安曇野の
「ナカムラフルーツ農園」さんにお邪魔してきました。
作り手の方に直接お話を伺えることは、
自分たちにとってもすごく勉強になるので貴重な時間。
これからも続けて行きたい時間です。
 
 
 どんくんのペコペコBlog 1↑早起きして、スタッフ2名と新潟県南蒲原郡田上町へ。
ふなくぼ農園 船久保栄彦 (はるひこ)さん
稲刈り中のヒトコマ
 
 
 
 どんくんのペコペコBlog 2↑東京でただ1つの醤油蔵、明治41年創業、
今年で109年目を迎えた近藤醸造さん。
近藤功社長がみずからお話してくださり、
近藤醸造のお醤油へのこだわり、発酵食品の面白さ、
僕の住む多摩地域は明治26年までは
神奈川県だったんだよーなど、
ワクワクする話が盛り沢山な時間になりました。
 
 
 
そう、そしてつい先日は、
千葉県山武(さんむ)市で
農薬や化学肥料を使わずに生姜を栽培している
サンバファームへ見学に行ってきました。
お客さまに「生姜がほしい」と言われ、
立川では採れていないので必死で探して、見つけ、
導入がスタートしたサンバファームの生姜。
突然のご連絡だったにも関わらず、
快くお取引を開始していただき、
圃場の見学もさせていただいたのでした。

名前の由来の「サンバ」は、
踊りの方かと思いましたが、お産婆さんのサンバとのこと。
母なる大地から生まれる新しい命である野菜たちに
優しく寄り添うような農家になりたいとの
想いから名付けたそう。
約2町歩(約2万m²)ある畑には
年間100種類以上の野菜を育てていて、
主に飲食店卸と、WEBでの直販をメインにしています!と、
代表の松下信也さん。
 
 どんくんのペコペコBlog 3↑サンバファーム代表 松下信也さん
 
 
 どんくんのペコペコBlog 4

 どんくんのペコペコBlog 5↑生姜は寒さと乾燥に弱いのが特徴。
10月末にすべての生姜を掘り起こし、
2mほど掘った穴の中に埋めて保存するそう。
これは、わざわざ掘り起こしてみせてくださったところ。
 
 
 どんくんのペコペコBlog 6↑芽キャベツの葉。
葉を間引く作業をスタッフの方に教えているところ。
大ぶりでブリブリな芽キャベツが実っていました。
 
 
 
皮ごと食べられるこのサンバファームの生姜は、
辛みが強くなく、みずみずしいのが特徴で、
すりおろしや千切りはもちろん、
お味噌汁に入れたり、
佃煮で食べるのがオススメですとも教えていただきました。

数に限りがあるため、
毎週火曜日だけ入荷の限定品となっていますので、
お求めの方はぜひ火曜日にお買い求めくださいませ。
どんどん寒さが増して、野菜があまみを増し、
おいしくなる時期がやってきました。
寒いのがとっても苦手な僕ですが、
おいしくなるのは、うれしい!

みなさまの食卓に美味しい旬のお野菜が並び、
笑顔あふれる時間になりますように。
風邪に気を付けつつ、近づいてきた師走も走りきりましょう。
 
 
サンバファーム
http://sanbafarm.com
Facebook
https://www.facebook.com/sanbafarm/
 
 
 
地元農家のとれたて野菜のーかる
190-0023
東京都立川市柴崎町3-14-3
OPEN 11:00-19:00 日曜日のみ定休
042-512-5415
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https://www.facebook.com/tachikawa.norcal/