取り壊しが決定したビル1棟を美術館として再利用するアートプロジェクト“BCTION”開催! | cafemagazine

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取り壊しが決定したビル1棟を美術館として再利用するアートプロジェクト“BCTION”開催!

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美術家の大山 康太郎氏と、
カフェマガジンでも以前紹介した事のある
写真家の嶋本 丈士氏が主宰するアートプロジェクト
“BCTION”を、2014年8月31日(日)から9月30日(火)まで、
東京都千代田区麹町のオフィスビルで開催する。

なんと50組以上の様々なジャンルの若手気鋭アーティストと
賛同者達がDIY精神のもと、ビルの床や壁、全てを使用し、
思い思いの芸術を表現。

都市のデットスペースに新たな価値付けを行う
この“BCTION(ビクション)”は、
東京が生まれかわろうとする狭間で生きるこれからの数年間、
耐震対策などの理由で多くの建物が壊されていくなか、
都市のデッドスペースである取り壊し予定のビルを
アート空間として再利用することによって、
アーティストが社会に積極的に関与できる
チャンスを広げたいという想いから、
新たなムーブメントとして定着すればと願い生まれた
一大プロジェクト。

予約制ではあるが登録すれば無料で体験出来るとの事で、
興味がある方は是非!
 
 
“BCTION”とは

一つのアクション「A」が次のアクション「B」を促すような
クリエイティブが連鎖して膨らんでいく様子のことを
「Action」×「Action」=“Bction”と表しています。
 
 
 
■“BCTION”開催概要

場所:麹町の某オフィスビル。
(全9フロア。1フロア平均250平米)

日時:8月18日(月)~

展示会予約受付開始
8月24日(日)~30日(土)

プレス向け内覧会(制作過程見学)
8月31日(日)15:00~20:00

オープニング・レセプション
9月1日(月)~9月15日(月)12:00~20:00

展示会
9月16日(火)~9月30(火)
多目的利用 (広告撮影・イベント・取材など)

10月 1日(水)
物件引渡 (以降、取り壊し予定)

入場方法:事前にbction.com経由でチケット購入可。
チケットに本イベントの開催地の詳細を記載

登録URL:http://peatix.com/event/48732

入場料:無料

URL: http://www.bction.com/


 

 

 

 

 
■参加アーティスト(2014年8月15日現在) a-z順

AKIKO NAKAYAMA / ARARA SASAKI /
BAKIBAKI(DOPPEL) / BORUTANEXT伍 /
DRAGON76 / EMI NISHIYAMA / FRANKIE CIHI /
GRAVITYFREE / HAMADARAKA /HIDEYUKI KATSUMATA /
HOUXO QUE / IMAONE(THA) / JOJI SHIMAMOTO /
JONJON GREEN / JUN INOUE / KAC KAZ /
KAZUMICHI MARUOKA / KENTA KAIDO / KLEPTOMANIAC /
KOMESENNIN / MAMI KAMIZATOMΛNJI(SSSK) /
MEGURU YAMAGUCHI / MHAK / MICHINORI MARU /
MOGURAI3 / MON(DOPPEL) /MUGIO AOKI / NOVOL /
OT / OLEO(RtypeL) / ONEZKER / R 領域(RtypeL) /
ROKAPENIS / RYUICHI OGINO / RYOHEI /
SD duet with NUKEME / SAND NAOKI / SHINJI /
SHINTARO NISHIHASHI / SHOGO IWAKIRI / SHOHEI /
Soh(THA) / SYUNOVEN / SUWASAYAKA(SSSK) /
TAIKI KUSAKABE / TAKERU IWZK /
TORU MATSUSHITA / USUGROW / WHOLE9 / YANG02 /
YASUNORI KIMATA / YOHEI TAKAHASHI / YOSHI47 /
YOSHIMITSU UMEKAWA / YUDAI NISHI /
苦虫ツヨシ / 沖冲
 
 
 
■主宰者プロフィール

<大山 康太郎>

1979年生まれ。
奈良県出身の美術家。京都市立芸術大学 卒

ライブペイントパフォーマンス、壁画制作を軸に、インスタレーション、キャンバス作品などを発表している。紋様を軸に様々な要素を組み込んだ作風が特徴的で、特にネイティブジャパニーズ・アイヌと、ネイティブアメリカン・ハイダから強く影響を受けており、古代の寺院から引用した極彩色パターンとLEDライトの組み合わせにより展開する壁画シリーズ「NEXTEFX」では、絵画における空間の支配力を高めるべく、壁画を一部屋丸ごと描く事で空間の視覚的操作を実験している。また、2001年に結成したライブペイントチーム「DOPPEL」での活動を通して、シーンのパイオニア的存在として認知されている。
 
URL:http://www.koutaroooyama.com/
 
 
<嶋本 丈士>

1983年生まれ。千葉県出身の写真家。

2007年Academy of Art University,SanFrancisco,CA写真科卒業。

写真家、クリエイティブディレクター在米中にアメリカで数々の写真展を開催、企画する。2008年に帰国後は新宿のThe Artcomplex Center of Tokyoで大規模な写真展を開催。

2009年にSTUDIO VOICEの別冊として発行された「日本の100人の写真家」にも選ばれ、近年ではラフォーレ原宿やBLUE NOTE TOKYOでの写真展示、ニューヨークで開催されたNEW CITY ART FAIRのメインイメージ写真に使われるなど、自身のアート活動も精力的にこなす。作品はその場の匂いや、音、湿気までも感じさせる。まるでLPレコードの針のノイズのように、安らぎと懐かしさを感じさせてくれる。また一瞬を切り取った写真は、前後のストーリーが映画のように想像できる。観る者の感性が呼び覚まされるような希有なフォトグラファーである。
 
URL:http://www.jojishimamoto.com
 
 
■協賛 空間提供

株式会社インヴァランス
URL:http://www.invalance.co.jp

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